ノルウェーの街エッダを舞台にしたティーンドラマ＋北欧神話＋環境問題という異色のファンタジードラマ。
ちょっとネタバレだけど北欧神話の神々や巨人たちが現代に転生したという設定の作品だ。
シーズン1は雷神トールの生まれ変わりである主人公の高校生マグネが巨人たちが転生した地元の有力者一族ヨツール家との対立やクラスメイトの悲しい死を通して自らの背景に気づいていく過程など世界観のイントロのようなつくりなのでまだまだ始まったばかり感が強く今後の展開が気になるのだが謎めいたシナリオ展開や寒々しくも美しいノルウェーの田舎街の風景、センスのいい挿入歌の選曲などで個人的につかみは良好。
ただ今後どうなるかは不明だが今のところド派手な超人バトルなどもなく現代を舞台にした地味目かつやや重い空気の学生モノなので北欧神話に興味のない方にはあまり向かないかもしれない。。
個人的にはマーベルモノみたくド派手なCGバトルみたいにしないであくまでも現代ノルウェーの片田舎で神々と巨人の"ラグナロク"を描いて欲しいが果たして…シーズン2が楽しみだ。
