大河ドラマをなめてはいけないと思わせられるラストだった。
毎年スッキリと、取り上げられてきた偉人達や時代を惜しみながらも良かったなぁと快く終わるのが(それこそ麒麟が来るは近年そのスッキリ感が良かった)、まさかの、このラスト。この、啜り泣きのみで終わっていくラスト。
えぐいほどに涙が止まらなかった。こんなに静かに、こんな結末。余韻とか言うレベルじゃなくて、なんかもう、心にずっっしりと鉛を固められるような、なんかもう言葉にできない感じでした。
1年間ありがとうございました。新選組!、真田丸と三谷幸喜大河は「面白い」と思ってきたけれど、この両作品とはまた別の枠の「すごく面白い」大河ドラマでした。
わたしの中のトップクラスに確実に位置する、そんな畳み掛けだったな。