第1話
父の教えより、
信念を貫いて一生を生きる。
頑固で頭が固く、不器用なセロイ(パク・ソジュン)の生き方を真似ることは容易ではない。人間社会では中々苦労するだろうが、彼の教わった、そして身に付けた正義感は本当は誰しも持つべきとされるもので、且つそれを行動に移すべきものなんだろう。
スア(クォン・ナラ)は圧倒的に美人。視覚的観点から言って完全に"華"としての役割を成功させている。彼女も所謂頑固なんだが、世間での生き方を知っている。
会長の息子が対比としてのクズ役ではかなり出来上がっている。ある意味高校時代の汚い金髪が似合っている、というか適している。セロイもだが、身長が高くてスラっとしててスタイルが良過ぎる。他の出演者同様だが。
今後の展開も楽しみ。(4/7/2020)
第2〜16話
面白かった。復讐劇。最後まで曲げずに信念に忠実でタンバムをICという大きな企業にし、長家(チャンガ)を買収する。
セロイが急に(私には急に思えた)イソに恋愛感情を抱き好きになる。
ええええええ。
スアは？！約15年間も待っていたのに。
口数少なく結局最後までスアを一途に想い続けてゴールかと思いきや、それは私が勝手は勝手に思い描いていた究極恋愛サクセスストーリーでありました。
イソの想いがセロイを変えましたね。
この着地でも全然いいんだけど、欲を言えばスアとくっつくver.も観たいです。笑
本作に関しては、
信念を持って生きる、どんなに辛い事があっても毎日信頼できる仲間と共に小さな幸せを噛みしめながら。そうすれば報われる。セロイの生き方、発言からは沢山学びがあったように思う。人と信頼を筆頭に企業は成り立つ。
又、トランスジェンダーや異人種なども含まれており、印象的なのはイソのソシオパスという特徴が光った。
ソシオパス.....反社会的な行動や気質を特徴とする精神疾患を抱えた人のことをいう。
今回この人柄を利用して(言い方が難しいが)振り回された登場人物が大勢いる。真面目な話、自由で柔軟な肩にはまらない考え方が良しとされている風潮もある世の中で、ソシオパスだらけの世の中になったらどうなってしまうのだろうと想像してみたらゾッとした。人間関係破綻奴が急増するだろうし、今の社会であれば回らなくなるだろう。ただ、イソが最終話でアメリカに発つグンスに最後ハグをしながら、グンスに投げかける相手想いな発言にはグッときた。
グンス良い奴だったなあ。一番素直。
パク・ソジュンの迫真の演技も良かった。韓国作品は大声出しがちなのかな？笑
あまり普段韓国作品に触れてこなかった私もこれを機にハマりそう。
