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梨泰院クラスのhidecotのネタバレレビュー・内容・結末

梨泰院クラス(2020年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

またじっくり観たくなって、2021年8月、2巡目の鑑賞

セロイを中心とするストーリーの他、セロイの周囲の人達のサイドストーリー、セリフ、俳優陣の表情、しぐさ、そして音楽、曲が流れるタイミング、全編を通して何もかもが良かった。

6話
物語が大きく動き出す。
この回の後半に向けてのドキドキは、2回目の鑑賞でも変わらない。

7話
セロイとイソの気持ちがグッと近くなる。何度観ても胸が熱くなって泣いてしまう。帰りのバス車中のシーンが好き。

11話
居酒屋のシーンでのタンバムスタッフとスア、グンスたちのそれぞれの感情が交差する緊迫感とそのあとのイソとセロイの2人のシーンからこの回のエンディングは切なくて胸がキューっとなり泣いてしまう。この時のセロイの本心は、セロイ自身も気付いていないのか?と、パク・ソジュンとキム・ダミの絶妙な表情が秀逸。
音楽の効果も絶大で、ここでイソへの感情移入がMAX。

12話
パク・セロイという人は、なんて強く、なんて愚直で優しいんだろう。胸が締め付けられるほどカッコいい。
そして、セロイに好きになるなと言われ傷ついたイソが後に言う「好きでたまらない」というシーン、一途なイソもカッコよく、そして可愛い!

ヒョニを慰めるセロイのシーンも泣ける。

「心はギブアンドテイクではない」が、信頼し合える互いの気持ちは繋がっている。

14話
歯止めがかかっていたイソに対するセロイの感情が溢れ出す。セロイ、イソ、スア、グンスそれぞれの感情の機微と間合いの表現力が本当に素晴らしい。
この回も泣けた。

15話〜最終話
復讐劇のクライマックス。緊迫感も最高潮。
セロイの家族や仲間とビジネスに対する信念、生き様がカッコいい。
長家側の会長とその息子たちとの関係、ビジネスへの信条への誤算。

エピローグでは、これまでの緊迫感が解放されて安堵感が心地良い。

このドラマは、感情がいろいろ揺さぶられ、一話観終わるたびに感奮する。
きっとまた見返したくなるだろう。
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