GroundK

池袋ウエストゲートパークのGroundKのレビュー・感想・評価

池袋ウエストゲートパーク(2000年製作のドラマ)
5.0
Netflix配信で、久しぶりの再視聴。
20年以上も前の作品なのに、堤監督とクドカンの技術とセンスは既に完成されていていたんだなと再確認させられる。
原作小説ファンとしては、池袋ウェストゲートパークはワサビ醤油の様にサッパリとキレがあるイメージだが、クドカンの描いたIWGPはベタベタのソースとマヨネーズ味。しかしそれがまたいいし、とんでもなく癖になる。
マコトやキングのみならず、横山や濱口、律子や電波くんまで、所狭しと画面に現れるキャラクター達1人1人に血が通っていて見せ場がある。
ストーリー展開も縦軸となる事件がありつつ、各話毎にクライマックスが用意されていて飽きが来ない。
そして何より平成初期の空気感までパッケージされたようなドラマの仕上がりがエモーショナルで素晴らしい。
GroundK

GroundK