あげるくん

ノット・オーケーのあげるくんのネタバレレビュー・内容・結末

ノット・オーケー(2020年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

The end of the fucking world と同じ原作者と監督だったので観た。映像やテンポもいいのだけど、少しSFは体質に合わなかったかもしれない。。。

けれど、思春期の主人公の繊細な気持ちに共感できる部分は多くあった。
親友に彼氏ができて寂しい気持ちや、学校でのスクールカースト、親から私は愛されているのか、誰かに必要とされているのか、小さな誰かの一言で考え混んでしまう主人公の繊細さが丁寧に描かれていた。
個人的に共感して印象に残ったのは、「たまに誰にも愛されてないんじゃないかって不安になる」と主人公が母親に目を合わさずに打ち明けた時に「それは望みすぎなんじゃないかしら」と返したところ。
あるよね、欲しい言葉が実は既にあってそれを本当は引き出したいだけのとき。それを引き出せずに、むしろ真逆の言って欲しくないセリフを言われたらもう立ち直れないよね。あれ、あるあるだわ。

まあいろんなテーマがたくさん混じっていたなぁって感じ。
打ち切りになってしまったけど、アメフトのクソ男の頭が吹っ飛んだ時は流石にびっくりして笑った。あれ面白すぎる。
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