このレビューはネタバレを含みます
全話リアルタイムで拝見していました。
主役の中島くん、平野くんの設定はとても好きなんです。
無理をしていない演技で、等身大の青年がいました。
特に平野くんは今まで演技しているところを見たことがなかったので、新鮮かつ好感が持てました。
ただ、問題はストーリーと演出でした。
・警察学校の寮を何度も抜け出せる
・警察学校に、拳銃を持った一般人が簡単に入れる
・日本の警察が銃を簡単に撃ってしまう
・覗き行為を何時間もしている
・基本メイン二人＋教官との会話が少々で、せっかくのチームがあまり活かされてない
これだけでも「ん？」と引っかかってしまったのですが、最終回で更に「うーん……」となってしまいました。
・人の命を奪っておいて、警察官になりたいという娘
・その娘に対して、反対するわけでもなく受け入れる教官
・携帯の動画保存容量(フィクションなので気にしすぎている点ではあります)
・携帯からプロジェクターへの接続(同上)
など、最終回に色々気になることが出てしまい、あまり集中できませんでした。
伏線の張り方や見せ方が、TBSドラマの方が好きだからかもしれませんが、どうしても荒く見えてしまったのがなんとも。
個人的には、どんな理由であれ人の命を奪う、誰かの罪を隠す人物に「警察とは」と教えられていたと思うと、少なからず動揺します。
すぐには受け入れられません。
もしかしたら出ていたのかもしれませんが、要所要所で橘さんが「いじめに敏感」「少しズレた正義感がある(悪は滅するべき)」といったところが、会話の中で自然に出ていたら……など、ポッと出感が少ないと嬉しかったです。
あとは専門家ではないのですが、青酸カリで本気で死のうとするなら、すぐ亡くなるわけではなく、症状が出て8分後？など少し時間を置いて亡くなると見たことがあるので、助かるのはわかりやすかったです。
