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精武門のSugarOnMeのレビュー・感想・評価

精武門(1995年製作のドラマ)
2.5
渋谷のTSUTAYAで配信されていない作品を借りてきました。

第一弾は95年のドニーさんの作品。これ映画?Filmarksの映画欄に無い。ドラマなの?なのに巻数書いてないし。とにかく見たら全30話を三時間に凝縮した総集編。

編集が雑過ぎて話が唐突過ぎるから、❓が至るところに。もっと削っても良いシーン沢山あったけどな。

オープニングに歌が!(笑)歌の途中にアチャーって怪鳥音が🤣歌っているのドニーさんじゃないよな。

タイトルから分かる様に、「ドラゴン怒りの鉄拳」のリメイクなのだが、映画が師匠を日本人に毒殺されその復習劇を描いたのに対し、師匠はガッツリ出て来て道場同士の争いに始まり、中国を支配していた日本人との争いに。息子が日本へ裏切り父親を殺してしまったり、天皇への忠誠心のせいで、家族まで殺してしまうゲス野郎の日本人の武田。その娘を愛してしまったドニーさんと映画よりも複雑で悲しいストーリーになっている。

ただ肝心のアクションシーンが本当に残念。なんで早回しなのよ!戦っている人だけで無く周りも早く動いているので、誤魔化せたもんじゃない。ドニーさんも早回し。これは本当にショックよ。そんな必要ある?

ドニーさんはアクション指導も兼ねていたので、大好きなブルース・リーになりきり過ぎて笑っちゃう。ポーズや怒りの表情、感情が入った時の話方なんて物まねだよ。

戦いの前のウォーミングアップに上半身裸になり、パキパキと関節鳴らして劣勢になったらフットワーク始めるのは「ドラゴンへの道」だし、こん棒2つもってトントトトントンって鳴らすのは「死亡遊戯」でのダニー・イノサント戦のオマージュ。もちろん、道場破りのシーンでの大人数をなぎ倒すシーンも再現されているけど、ちょっと人数多過ぎ。ごちゃごちゃし過ぎて、小さい子供がよくやるポジション無視さたサッカーみたい(笑)
それに戦いのシーンになると決まって「燃えよドラゴン」のテーマをパクった曲が流れる。時折、怪鳥音が連続し過ぎて、アタタタターっとケンシロウかよと思ってしまう🤣

ストーリーの部分は飛ばして、ブルース・リーになりきり過ぎのドニーさんを楽しむ為の作品だな。
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