オザークのベイトマン監督作品ってことで、一応おさえておかなきゃいかんって感じで見始めた。サスペンス、スリラー、オカルト、そしてガンアクションパートも盛り込み、最期はキング節で終わりを告げる。
主要キャラがほぼ40ー50代の地味な田舎のおじさんおばさんだ。
外人は往々にして老け顔。50半ばに見えたおじさんが42歳の役柄であり、ちょっとびっくりした。
主役のおじさんの巻き舌、唾液交じりのしゃべりが苦手だった。半鬱状態のキャラとはいえ、この役者じゃないほうがよかった。
ストーリーの肝は、ロジカル脳 VS エモーショナル(オカルト)脳。ロジ脳人間がしだいにエモ脳に理解を示し、加齢で凝り固まり始めた思考が柔軟に変化していくところが見どころである。
実際に刑事事件の世界で何十年も働いてきた人にとっては、論理や証拠がすべてであり、オカルト的な主張など信じるわけにはいかない。
『アウトサイダー』というタイトルの意味は最終話で明かされる。
シーズン2を意識した終わり方だが、さてどうなるのか。