このレビューはネタバレを含みます
一見、配役から駄作臭。
しかしながら見終わると充実感と涙が。
主演の野田さんは表現が上手く
自分を投影出来ました。
「100万円の女たち」における
突拍子のない前提条件に対し私たちが
それを受け入れる土台を作ったのは
間違いなく彼でしょう。
野田さんを含めたキャストが非常に
適切であったと思います。
序盤はハーレム?と思って見てましたが
主人公の道間慎の感情、背景を知るにつれて
彼を理解し、彼の孤独に誰もがヤキモキします。
そして、終盤になり彼の言う
「漂う感情」を理解するに至ります。
私のような素人でも入りやすく、
それでいて良い作品を見た後の言葉にできない
多幸感を味わえる素晴らしい作品でした。
個人的には、
Radwimps野田洋次郎、松井玲奈、新木優子と
大好きな人たち。
新木さんを失ってからの
喪失感凄まじかったです笑
野田さんが俳優と聞いて
絵は絵描きに任せろよ!と
思っていた自分が恥ずかしい。
後、役得でしたね!
以上、映画評論Daaichiでした。