先の大戦についてのドラマや映画が年々減ってる中これを地上波で制作したのは単純にありがたい。
ただ、邦画にもよく思うけど豊かではない時代や暮らしを描く時の美術が綺麗すぎて萎えるんだよなあ、、
今流行りの古民家かよ、と思うような戦時中の民家の作りと映し方に違和感半端ない。
その辺は無駄に盛らないでもっとリアルにした方が世界に入り込めるのに、、やはり他国の美術スタッフとの差を感じてしまった。
詳細は不明だが来年公開予定の同名で同キャスト？での映画もあるらしいからプレ的な作りなのかもしれないにしても、内容も思いの外薄味で自分は物足りなかった
俳優陣の演技は、それぞれお見事なのに脚本演出も美術同様気取ってるというか、オシャレ？変に小綺麗にまとめた感があって、あの悲惨な戦争を描くには正直ぬるいと思った
原爆の実際の画像織り込んだのはすごくいいけど、なんか唐突だし
時系列も分かりづらい
こういうドラマはもう少し大衆に分かりやすく作るべきなんじゃないのかい、NHKさんよ…と思ってしまった
がしかし、こんなドラマを新たに日米合作で制作し地上波で放送してくれたことには、何年経っても本当に大切な取り組みだと思うし、こういったテーマを扱う作品が日本にももっと増えて欲しいです。
