内容としてはユダヤ教超正統派のエスティが逃げ出して自由に触れるというもの。
結婚までと逃げてからが交互に描かれる為割と集中力が必要だったがその分自由と戒律の対比がとても綺麗で心を動かされた。
この宗派が存在することは知っていたものの本当に厳しいね。世界の流れとの差がどんどんと開いていって現代における厳格な宗教の在り方について考えさせられた。
別にどのような宗教を信じようとも自由だけどそれを強制するのは良くないし、また、時代によって柔軟さも必要なのではないかなと思った。
とても為になる作品だった。