あの世へ行ってしまった側と
残された側の想いと葛藤が交差するファンタジー。
でも月日は流れ、それぞれ色んな形で死者を弔いながらも前に進んでいく生者と、取り残される死者のもどかしさ。
何で気が付かないの?
名前聞かないの?
この時ソウはどこにいるの?
お母さんが死んだことを何故隠しているの?
「あなたが一人で育てたら?」という母親に子供は任せたくないし、ユリの方がずっと母親に適しているのに…。
「私が生き返ってしまったことで、みんなに迷惑を掛けた」というセリフが心に重りのように残ってしまった。
色々と詰めの甘い部分と矛盾点、疑問点が多すぎて、かなり気分が削がれてしまい、もう少しリアリティさがあったらより良かったのに。
唯一矛盾が無かったのは「母親としての愛情」だったな。
でもやっぱり泣いた。
そして同い年のキム·テヒの美貌にジェラシー!
40歳であの美しさは凄い。