このレビューはネタバレを含みます
人間の複雑な関係性を存分に抽出した感じ。
親子や家族などのつながりがあったとしても、それぞれが違う人間だということ、許されないこともあること、許す許さないではなくどれでもないという選択肢があること、いろいろ気付かされた。
改めて思うのは主人公の小春、めちゃくちゃ強ええ〜。
1話から重い雰囲気で、心を抉られるシーンも多かった。
小春が強い人間で、最初から最後まで子供との幸せを1番に考えて行動していたからこそ、完走出来た。
栞の薄暗い話し方や挙動が、緊張感のある空気を作っていて、いいキャラだな〜と思った。
高橋一生は美しすぎた。
自分が母親になった時、家族を持つ時に改めて見返したいと思えるストーリーだった。