久しぶりに観ました。私が好きなドラマのトップ3に入る名作。
坂元裕二氏の脚本、実力派俳優たちの演技、小田和正の主題歌、どれを取っても珠玉の作品です。
加害者家族と被害者家族。
そんな加害者の妹と被害者の兄が出会ったことがきっかけで、事件から時が止まっていたそれぞれの家族が深い闇を抱えながらも、希望を見出して、少しずつ前に向かって進んでいくという話。
とても重たいテーマですが、そこは坂元さんの脚本らしいユーモアを交えたウィットに富んだ大人の会話劇で淡々と進んでいき、時にクスッと笑いながら、でもやっぱり最後は切なすぎて涙しちゃいます。
お互いに好きだとわかっていても最後まで距離感を詰められない敬語での会話、独特の間の取り方、言い間違えて言い直すセリフ、やはり坂元さんの脚本は心情描写が秀逸。
いろんな人に観てほしい作品です。
満島ひかりって、やっぱ好きだなぁ。
