それでも、生きてゆくのドラマ情報・感想・評価・動画配信

「それでも、生きてゆく」に投稿された感想・評価

とだ

とだの感想・評価

5.0
0
最後の最後まで内容めちゃくちゃ重くて超疲れるけど、キャストがうますぎてずっと観続けてしまう…
震災直後にこのドラマを出したことにも大きな意義を感じるな〜。

大竹しのぶは、バケモノ。
ヤマケン

ヤマケンの感想・評価

3.8
0

このレビューはネタバレを含みます

俳優陣の演技と辻井伸行の音楽があまりにも良すぎて引き込まれました。
その違和感が生まれないように11話かけて丁寧に丁寧に描かれていたんですが、それでも、どうしても「被害者家族と加害者家族の〜」というこの作品の主軸の中に許容できない部分がいくつかありました。
どの俳優の演技も素晴らしすぎたんですが、中でも大竹しのぶの演技が凄まじかったです。
昇降機

昇降機の感想・評価

4.5
0
キャスティングもいいし役者揃いだし、
役者が演じてるというより本人って感じだった
GASS

GASSの感想・評価

4.9
2
今まで観たどのドラマより衝撃を受けた作品。
リアルタイムで観ていたが、今でも心に強く残っている。
今後もこれ以上のドラマが出てくるとは思えないほどの作品。
出演した俳優さんたちが皆素晴らしかったが、特に大竹しのぶの演技には全身の毛が逆立ち鳥肌が立ったのを今でも覚えている。
5点満点にしなかったのは、ラストが少し納得できなかったから。
tipsy806

tipsy806の感想・評価

3.8
0
脚本家坂元裕二のドラマです。見たり見なかったりしていたので再鑑賞。
妹を殺された被害者の兄と、兄弟が人を殺した加害者の妹を中心に展開されるドラマ。重い。二人もそれぞれの家族も深い苦しみをずーっと抱えながら必死に生きている。
目の前にいる人が、基本的信頼の欠如を抱えていると思いながらも、それでも傍にその人を必要としていたら…。
被害者家族と加害者家族、周囲からの目線は全く違うが、実は同じ船に乗っているようなものなのではないかということ。世の中にはこのような感情と共に生きている人がいる現実。
東野幸治さんがラジオで紹介してたので興味が湧いて一気見。
脚本が「大豆田とわ子と3人の元夫」でお馴染みの坂元裕二さんで、このドラマを見ていると方向性は真逆とも言えるのに間違いなく坂元さんの仕事だなと思える。
小さな娘を殺された遺族と加害者家族との関係を描いた物語。
警察からは被害者遺族は加害者家族の素性を教えてもらえない。という事からか両者は全く交わる事なく生活を送っていかないといけないと思い込んでた。でも交わる事なく生活を送ると遺族には事件当日から湧き上がった悲しみにまつわるあるゆる感情がつのるばかり。加害者家族も加害者意識を世間から植え付けられて自分たちの幸せを願えないまま生き続けることになる。

もうひとつ両者が交わらない事による問題があって、
被害者遺族は加害者家族に、加害者家族は被害者遺族に「あの事どう思ってるんだろう?」とお互い聞きたい事が山ほどあるのに全く聞けないまま何年も生活をする事。
このせいで両者がより一層苦しむ事になるんじゃないかなと思う。被害者遺族は何も悪いことしてないし、言ってしまえば加害者家族だって悪い事してない。加害者家族を恨み続けるのはお門違いだし、加害者家族本人たちがずっとしおらしくしてないといけないのは違うと思うが、実際、現実ではその図式・構図になって定着してくよね。
このドラマではそこを飛び越えて、見たことのない景色を見せてくれる。
人間関係で起こる理不尽や葛藤の沼に対するひとつの答えを指し示してくれた気がした。

岡田斗司夫が、日本では演技プランを徹底しないで役作りを役者のセンスに頼りっきりにするから、言わば日本の役者は全員演技下手(出来ない状況にある)と言っていた。結構厳しい状況だと思う。
このドラマで役作りというものをどれだけやったかは分からないが、大竹しのぶさん、柄本明さん、満島ひかりさん辺りはしっかりと演技というものを見せてくれる。
ものすごい迫力があった。
A

Aの感想・評価

4.5
0
重くて、見終わった今なんとも言えないけれど、見る価値のあるドラマでした
りょーだ

りょーだの感想・評価

4.2
0
一体この人の作品に何度心を掴まれただろうか。

この人が書く「独り言」は、役者の限界を超えさせる力を持っている。言葉の力がある。

5話の終盤、全てを吐き出した響子の姿が忘れられない。












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亜季が 死んだところに行ってきました。
亜季が 殺されたところに行ってきました。

15年ぶりに 家に帰りました。私たち家族が暮らしてた家です。
12時半になるのを待って、出発しました。
あの日の亜季と、同じ時間に 同じ道、行くことにしました。
小学校のチャイムの音が聴こえてきました。
亜季の友達は、皆どうしてるのかな もう亜季のこと、忘れちゃったかなぁ。怖い思い出なのかなぁ。

そんなこと思いながら、橋渡ると 角にクリーニング屋さんがあって、道が2つに分かれてます。

あの日亜季が行こうとしてた公園はそのどっちからでも行けて、元々亜季はお地蔵さんのある道を通ってたんですけど、あの日は郵便ポストの道を行きました。
お地蔵さんの道は車が多いから、郵便ポストの道を通りなさい
って私が 私が教えたからです。

亜季はその道の途中で、金槌を持った少年に会いました。大きな 木蓮の木が立っていて、ひぐらしが鳴いてました。

...そこに 私の何か 何か...なんか人生の
大きな 落とし穴が見えました。
あれから、15年経って 今の私は、人から見たら、随分と 落ち着いてるように見えるかもしれません。

でも、本当は違うんです。
私 ...みんな 私と同じ目に遭えばいいのにと思って、ずっと 生きてきました。


優しくされると、「あんたに何が分かるの」って思いました。

子供連れた母親見ると、疎ましく思いました。

「前向きに生きよう」って言われると、死にたくなりました。

ごめんなさい。私はずっと、そういう人間です。


...あぁ、あぁ駄目だ駄目だ。人を愛そう、前向きに なろう。
...そう思った5分後に、みんな死ねばいいのにと思ってました。

ごめんなさい。

...... 母親から子ども取ったら、母親じゃなくなるんじゃなくて

人じゃなくなるのかも知れません。


森の中歩きながら、今日私はこのまま死ぬんだろうって、他人事みたいに思ってました。
森の向こうで、地面が青く光ってるのが見えて、
あぁ...あれかぁ、あれかあそこで、亜季はって思った 私走り出してました。あぁ...ごめんね亜季ごめんごめんね亜季 ずっと来なくて、ごめんね...。待ってたね...ずっと たくさん待ってたね...。

...そこで、亜季の夢見ながら 消えていこうって思いました。


夢に出てきたのは
あの少年でした。
私 亜季が何したの?亜季がねぇ亜季がどんな悪いことしたのって、聞いたけど 少年は何も答えてくれなくて、ただ私を見返してました...。

その時、気づきました。
あぁ、この子...この子と私 同じ人間だって。

人を殺めてしまった人だって、あぁ、目覚まさなくちゃって思いました。
このまま死んだら、亜季が悲しむ 亜季に嫌われる。
そう思えたら、初めて

生きようかなって思いました。
亜季の分まで、生きようかなって。


目覚ますと、湖の水で何度も何度も顔洗いました。


昔、亜季が 殺されたとき いろんな人がいろんなこと 言いました。

時代のこととか 教育のこととか。
何か 少年の 心の闇だとか...少年法だとか。
理由を解明すべきだとか言って いろんなことを言いました。
何を言っても今さら時間は戻らないって言いました。

私 何言ってるか分かりませんでした 分からないから、なんだかよく分からないから、私が...私がほっといたから 亜季は...亜季は死んだんだって思うようにしました。

私が道変えたから 私がスカート履かせたから 亜季は死んだんだって...。
そうやって 少年のことは考えずに きました。

だけど だけど。
...そうじゃない そうじゃないの。

私は誰かじゃないから。

私は、
私は新聞の記者の人じゃないから。私は偉い大学の先生じゃないから。
私はただの母親だから 理由なんかどうでもいいの。

私は 私はただのお母さんだから...!!

私が言いたいことはひとつしかないの...。
私が言いたいことは ずっと ひとつしかないの、ないの。


...亜季を返してって。

亜季を返してって 亜季を返してって


私が 言いたいことは ひとつしかなかったの。


私 あの少年に会いに行きます。
会って、亜季 返してもらいます。
Qu

Quの感想・評価

4.6
0
「娘を、妹を殺された被害者家族」と「息子が、兄が友人の妹を殺した加害者家族」が交わる。
キャスティングが正解。
独特な空気感でそれぞれの立場の痛みを表現してる。とっても苦しい話。
私はどの立場になっても生きていけないな…
もう5回くらいは観てる。何度も何度もレンタルしてしまう作品。
ayana

ayanaの感想・評価

4.5
0
10年前に地上波で見て衝撃を受けた
毎週TVに向き合うのが憂鬱になるほど重たかった

初めて坂元裕二という人を知り、とても信頼できる人だと直感的に思った

風間俊介がサイコパスにしか見えなくなり、何年も直視できなかった

瑛太が「潜在意識の中にトラウマのような傷を残した作品です」とコメントしていたが、まさにそのとおり

でも出会えてよかったと心の底から思う

辻井伸行さんのピアノと小田和正の主題歌が本当に素晴らしい
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