矢野竜子

呪怨:呪いの家の矢野竜子のレビュー・感想・評価

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
4.5
改めて見直してみたけど、やっぱり素晴らしかった。
ウイルスのように感染していく呪い。
その呪いをメディアが人が
そして家が平然と媒介する恐ろしさ。
いつの間にか地獄と現実は繋がっている。
現実に呪いが解き放たれる可視化としての
テレビで流される実際にあった平成の事件災害。
さらには過去と現実が呪いによって繋がり、
物語をも破壊し出すのが痛快。
人々は呪いに対して抗いようもなく
ただただのまれ不条理に死んでいく。
全くもって救いがなく
もはや見ていて気分が悪くなってくる
2020年代において今後も間違いなく不動のベストホラー。