やま

呪怨:呪いの家のやまのレビュー・感想・評価

呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)
4.3
イカナイほうがいいって言われるとイカナイわけにはイカナイ。

めちゃくちゃ大傑作。
あの三宅唱が監督で、製作陣もjホラーの立役者ばかりが揃っている。Netflixという環境下のおかげもありリミッター解除したのかというほど、残虐性の高いjホラー作品となっていたと思う。


小中理論を思い出す内容だったと思う。
元祖jホラーを思い出させるような呪いの伝播を描いていた。


今作では人間側がお化けに怯える様子を重点的には描いておらず、むしろ人間側が霊をも勝る残虐性を持つ存在として描かれている。
人間と霊の違いは、"触れられる"にあるというように人間側の"触れる"描写が重要だと感じた。
あとは境界線。はいっちゃダメな境界線がこのドラマには見える。

水の見せ方も素晴らしいと思ったが、
電話の見せ方も素晴らしい。ガッチャンガッチャンと鳴りながらぶん殴られる。その後は電話の映像を簡単にインサートするだけで想像できる。


コナンの犯人のような霊不気味すぎる。
アピチャッポンの映画思い出した。


一つ一つのエピソードも無駄に長くなく、
簡単に観終わる。
ただの面白いドラマだった。
やま

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