いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまうの坂元裕二になりたいボーイのネタバレレビュー・内容・結末

善人という弱者が虐げられる苦しさ。
難しいけど、自分に正直にもどかしくても前を向いて生きていきたい。

坂元裕二様の脚本の特徴を今回で少し気付けた気がするので、語ります。
序盤変で嫌な人間が出てきても、その人にはその人なりにいっぱいいっぱいになってる事情があって。でもその悩みも少し視点を変えるだけで、問題を少しだけ軽く捉えられるようになっていく。その視点が変わった時には、必ず他者からの施しがある。
人間の素晴らしさは他人本位にこそあると、教えてくれる人ではないかと思います。
人間讃歌という点ではジョジョと同じやから、坂元裕二のことが大好きなんや。