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ペク・ドンスのもものネタバレレビュー・内容・結末

ペク・ドンス(2011年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

数年ぶりに再々…全40話視聴終了。
今日が最終話だったので結末知ってても嗚咽するほど泣きました。

ユ・スンホとチ・チャンオク、他の作品もいろいろ見てるけど、ペク・ドンスのキャスティングはこの2人以外は考えられないほどハマってます。

終盤はウン役のユ・スンホが主役のペク・ドンスを完全に食っちゃってるウンの名シーンが多くて、この2人が画面に出てくるだけでぶわーっと熱い何かが込み上げてきて私の涙が溢れて困りました。

私は韓国の時代劇が好きなのでいろいろ観てますが、ペク・ドンスは作品構成が独特です。

長編時代劇は主役の半生だったり一生を丁寧に描く作品が一般的だと思うのですが、ペク・ドンスはとにかく子役時代がすごく長い(久々に見ても長かったー😂)し、大人キャスト(大人キャストも熱演で見応えがあります)の恋愛や友情も初回から丁寧に描かれています。

そして悪役たちの密談シーンが長いんだよーお前らまたかよーーと思うくらい😂
忍耐が必要かも。主役がほとんど出てこない回が結構多い😂

ペク・ドンスのチ・チャンオクが主役なのにいろんな人たちが主役になる回があるのが特徴的な作品です。
それを面白いと思うか退屈だと思うか評価が分かれそうな作品だなと思います。

また子役時代が長いからチ・チャンオクの子役を演じたヨ・ジングファンは少年ヨ・ジングを長く見られるのでオススメかも。

ヨ・ジングとチ・チャンオク、別のドラマや静止画で見ると全く似てないけど、このドラマでは、ふとした表情や仕草、特に寝顔がよく似ててハッとすること度々。2人とも明るくて正義感の強い役が似合っていてここのバトンタッチは大成功だし贅沢なキャスティングだと思います。

ウンの少年時代を演じたのはパク・コンテくんで影のある役が上手いと評価の高い子役スターだし、サラサラの長い黒髪がよく似合っていてユ・スンホへのバトンタッチも違和感がなく…

ユ・スンホに変わってからウンの痛みや苦しみがひしひしと伝わってきてウンが泣く度に私も泣いてました。

(お嬢さまのキャスティングに関しては…好きな作品なので割愛。)

最終話1つ前の回。

大勢の刺客に囲まれて孤軍奮闘するペク・ドンス。ドンスが死んでしまうよー!の時にウンが颯爽と現れ、ウンがドンスに「2人で戦うのは久しぶりだな」と2人が顔を見合わせて笑顔になるところは「ウナやぁー!!!(涙)」ってなります。
刺客たちの円陣の中心で親友2人が背中合わせで戦う構図ベタで最高。

力強く歌い上げる演歌みたいな渋いOSTが戦いのシーンを盛り上げてめちゃくちゃ胸アツ。

最終話は神回。
長編だけど1話から見てほしい名作です。
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