ため息が出るほどよくて、ため息ばかりつきたくなる😮💨
原作も読んでいて、『Aftersun』と『ザリガニの鳴くところ』を観ていたので、原作を読んでいる最中から主演のふたりがあまりにマリアンとコネルすぎてこれは最高以外にないでしょう！と思っていたのだけれど、見てもやっぱりあまりにマリアンとコネルで、最高以外になかった。最高
セックスしたあとに「あなたへの気持ちが芽生えてきたかも」っていうマリアンもマリアンなんだが、「だめだよ僕はその気持ちをちゃんと抑えているよ」っていうコネルのその言い方がまじでたまらんくてリアルに発狂した。取り乱しました失礼
以前友人と、ドラマにできる作品と映画向きの作品は違うよねという話をしたことがあって、たとえばわたしが毎日観に行くほど好きだった映画『カモン カモン』は作品としての善し悪しではなくてまあまずドラマだったらできないよねという話や、ドラマにするとなると次話が見たくなる予告が作れるような展開がストーリーに必要だという話、映画や小説は展開がなくても作新になるという話、どちらがいい悪いではないけれどドラマはその特性上、受動的にでも見てもらえるような展開が必要だよねという話をした。
それは、日本においてだけのことなのだろうか。本作は映画にするには尺が足りないだろうからドラマが適していたのだろうけど、果たして受動的に見ていても次話が見たくなるような展開があっただろうか、と思うとそうとも思えなくて、海外ではドラマでも能動的に観る姿勢が求められる作品が作られているのかなあなどと考えるとうらやましくなった
