sakuraさんの映画レビュー・感想・評価

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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

なんかもうすべてがいちいちめっちゃ嫌でよかった。

『ホワイトノイズ』みたいな話なんだけど、『パラサイト』みたいでもあったり、『NOPE』かな?みたいなとこもあったり、『ドント・ウォーリー・ダーリン』
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市子(2023年製作の映画)

5.0

非の打ちどころがない。
ストーリー的にも観る意味が間違いなくあるし、キャストも演技も全員いい。すべての人に観てほしい。

市子が抱えるとある事情の原因となるゴミみたいな法律について、わたしは女性だし知
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.0

05年ティム・バートン版のいいところ
└ チョコレートの川の進化がすごい。こちらではただのドブ。

05年ティム・バートン版よりいいところ
└ チャーリーとおじいちゃんもちょっとは悪い。あと浮いちゃう
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.3

地味に、ディズニープリンセス以外でキスシーンで幕を閉じる映画って初めて観たかもしれない(笑)
でもそれも含めて、リリー・ジェームズを起用して、ちょいちょいディズニープリンセスの物語を絡めてくるのが、デ
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正欲(2023年製作の映画)

4.0

原作発売当時に読んだのと、登場人物多いので細かい部分ほぼ忘れてる(本筋はどうしたって忘れられないが)状態で観たけど、かなり忠実に映像化されているな、と思った。

キャスティングや俳優の演技含め、がっか
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

2.0

ディズニーだからこのストーリーで映画が作れる(話は薄いが)し、ディズニーにしか作れない話だし、Disney100の集大成として年末に公開するには見合った作品でよかったかなと思う。

けど、同じ製作陣な
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

3.0

『ウィッシュ』公開より前にDisney+で配信された瞬間観ていたのだけど、こういう作品は日本語吹き替えでエモーションが増す🥹
アニメーションで作品違いのキャラが絡んだりするのももちろん「エモ」なんだけ
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アンダーグラウンド 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

3.5

これまたわたしが無知すぎて、途中から登場人物と一緒にすっかり騙されてしまい、映画としてのストーリーに着いていけなくなるというカオス。

基本的に楽しいお話ではないし、長いし、なんなら結構つらいことがど
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

5.0

2023/12/15 @Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下
山崎まどかさん ゆっきゅん トークショー付上映にて


最っっっ高だった🥹

本来これは、学生ではなくなったけれど「大人」になりきれな
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.0

『ビーチ・バム まじめに不真面目』と同じくらい、しょーーーもなかった。
最高だったのはストロベリーの顔面の良さと、キッチンの使い方を義母に注意されたマイキーが(一応)妻のレクシーに「お前の母親が俺をバ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

よく名前を聞く作品だけど、観てみたらなるほどよかった。
人が数学や化学の問題や計算式を解き明かしていくサマが性癖に刺さるので、序盤の水を傾けるシーンからわりと好きだったけど、そんなことはどうでもよくな
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

すごいことはわかるんだけど、感情の言語化がむずかしい。

なんかもっと思うことはあったけど、一番身に覚えがあるという意味でヒリヒリしたところを。
娘の父親への態度、甘やかされるというかなんでもいいよい
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.5

長くない作品なのに、どっと疲れる。
彼女と一緒に一日ここで過ごしたような気分にさせられるから。

『バービー』でリアルワールドの男性優位社会に魅せられてしまったケンが、おそらくそこそこ社会的地位がある
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ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

4.2

これポスターが失敗しすぎている。
ポスターから思い浮かべるレベルの数十倍よかった。

元LDHオタク的には佐野が思ってたより不機嫌な息子役上手くて驚いたし、テラハガチ勢的にはガイかな?と思ってた子が喋
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風の歌を聴け(1981年製作の映画)

3.0

なんかもう、ある程度昔の邦画に対しては、なにが言及すべきところで、なにがその当時の当たり前だったのかがよくわからないな、といつも思う🙄

鼠の瓶ビールの飲み方やばいし、それドアップで映されて一時停止さ
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.7

つらかった。
けど、難病ものに苦手意識のあるわたしでも観られたというか、観るだけの価値がめちゃくちゃあった。
なんかそれを「感動」とまとめることは、わたしにはできない。

結果的にアナの主張はアナだけ
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.5

原作未読、日本版ドラマ見てないけど、なんか話は知っていて、改めて鑑賞。

ストーリーは知っているから驚きやハラハラはないけれど、個々の演技力がさすがなのでやっぱり改めて観たことによって思ったことってい
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アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

3.0

アンソニー・ホプキンス、前に観たのが『The Son』の父親のお父さん役だったから、ちゃんとした人間の役やっててなんか安心した。

大人が形成した社会のせいで、子どもに刷り込みや偏見を形成させてしまう
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.0

前レビュー書いたのに、ある朝起きたら「コメントを削除しました」って表示されてた悲しい🥲
filmarksの活字読みながら寝落ちて、誤操作で消してしまったらしい🥹

「失礼 金を配っていて」
っていうセ
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(2021年製作の映画)

4.0

あまりにも自分が無知だったせいで、観ている間にすべてを理解・消化しきれず、帰宅後に歴史や蘇生した人物たちのことを知りたくて調べながら作品を思い出す時間のほうが楽しかった。

学生の頃は、過去のことを学
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.7

なんというか、これは鑑賞後にどう思うのが正しいのだろうか。
そもそも正しいとか正しくないとかないんだろうけどわたしは、“これ絶対正しい感想じゃないけどうらやましいな”と思ってしまった。

あんな風にご
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マーサ、あるいはマーシー・メイ(2011年製作の映画)

3.0

あ、これ、『不都合な理想の夫婦』の人の監督脚本だったんだと、わずか10秒前に知った。あれよりはよかったかも。

『ビリーバーズ』でも思ったのだけど、カルトって脱出できればいいってものじゃないんだなあと
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

お父さんとお母さんがとてもいいのと、なんかあのもう一歩進んでいいのかわからない感、は同性異性関係ないよなあと思った。
なんとなく7割くらいいけそうだけど、残りの3割が今の関係に戻れなくなるぞ、と強く強
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(2023年製作の映画)

3.5

この一連の中で一番好きだったかも。まあわかりやすいよね。

ウェス・アンダーソン作品のはずしみたいなポイントのしょーうもないかんじがわりと好きなので、これは一本通して総じてそれ、ってかんじ。

(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あのあとに続く言葉は、「だから産めない」だろう。
考えれば考えるほど、冷静になればなるほど、“一生好き”な相手との関係を脅かす可能性が少なからずある(障害だけに限らず)選択は、本当だったら、きっと、で
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白鳥(2023年製作の映画)

3.0

思わず再生速度設定確認した。
×1.0とは思えぬ速さ。
一瞬でもぼんやり映像に目を移そうもんなら置いていかれる。

お話自体はもちろんちょっとつらいものなので、テンポの良さや、サクサクと進んでいくかん
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.0

当たり前のことなんだけど、お金ではなにも解決しないし、一方でどうしたって解決はしないからこそせめてお金はもらうという考え方、そのどちらもその通りだよなあと思う。

企業の重役だからといってお金を多く受
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映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

4.0

娘(6)トロピカル〜ジュ世代、わたし95年生まれでギリ被らず世代なのだけど、よすぎた。

過去のオールスターズは配信で見ていて、映画館ではおととしのトロピカル〜ジュと昨年のデリシャスパーティーに次いで
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ほつれる(2023年製作の映画)

4.3

よかった。
予告編が衝撃的だった前作『わたし達はおとな』は、もうとにかく笑ってしまうくらいの「絵に書いたようなやだみ」の炸裂が藤原季節くん演じる彼氏に委ねられていたけれど、本作は門脇麦ちゃん演じる主人
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オキシジェン(2021年製作の映画)

-

痛そうだったり、グロかったり、ネズミだったりで、ところどころうぅ〜🫣っとなりながら見た。

酸素が無くなっちゃいましたおしまいってならないであろうことは普通にわかるのだけど、それでもハラハラできるとい
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バビロン(2021年製作の映画)

3.0

あまりに乱痴気騒ぎがぶっとびすぎてて圧倒されてしまった、、、

お金借りにくるシーンのマーゴット・ロビー、Barbieに知性ぜんぶ置いてきたんかと思った。
一方で、何度でもけろっと泣けるシーンとかはマ
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

女の子3人がとんでもなく可愛い。
宇宙人も可愛い。

ウェス・アンダーソンの作品は、脳を経由せず目から見て口から感想を出すならば「おしゃれで可愛い!」なのだけど、
脳を経由するとそれはそれで結構しっか
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.3

美術展の映像展示のよう。
コロニア・ディグニダについてはわたしごときが言及するまでもないが、それを描こうと思ってこの手腕になるのがすごいし、このイメージを一人ではなく二人で共有し形にできるのがすごい。
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.5

ずっと見たいと思っていた作品だけど、思っていた以上に「甘くない」生活だった。
熟年夫婦の痴話トラブル的なものかと思ったら、戦争や移民などの社会的な情勢によるもの。
今もウクライナでこういう人たちが増え
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真実(2019年製作の映画)

3.0

大御所女優である母親が、「あら、○○(ライバル的ポジの女優)はもう死んだかしら?」って何回か言うのがめちゃくちゃ好きだった

是枝監督といえば近年は擬似家族ものだけれど、実の家族だからといって、という
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