全6回と比較的見やすい長さの中に、移民問題だけでなく、身近に潜む社会問題も盛り込んだ良作。オーストラリア人でありながら収容所に入ってしまっていた人がいたという実話に発想を得ている。
テーマは重いが、平和ボケした、最強のパスポートを持ち、自国にも難民申請者がたくさんいてそれをほぼ拒絶し続けているという事実を知らない日本人は是非見て欲しい。
舞台はオーストラリアの移民収容所。
家族との人間関係から、スピリチュアルなカルト団体にはまり、そこから逃げるためにドイツ人と偽って収容されにきたソフィ(イヴォンヌ・シトラホフスキー)がなんとなく主役。
他にも主要キャラクターとして、良い生活をするために収容所の職員になったキャム、アフガニスタンから家族と逃げてきたアミール…
それぞれの巡り合わせ、
濁流に飲み込まれるようにひたすらに絶望へ向かう運命なのか?
リアリティがすごく、ひたすら辛い。
アフガン問題さなかに観たので、尚更だった。
しかし、オーストラリア訛りは、インド訛りよりきつい。
看守のリーダー役の女性、ほぼ何言ってるか分からない😅