りっく

リモートで殺されるのりっくのレビュー・感想・評価

リモートで殺される(2020年製作のドラマ)
3.0
ホラー界の巨匠・中田秀夫が豪華キャストで描いたリモートホラー。リモートカメラのフレームや奥行きや固定されていたものが動き始める恐怖、互いに顔が見えているようで実はその空間には1人しかいないシチュエーションというのはまさにホラー向きで、作り手もそれを楽しんでいるように思える。

ただし、各人がリモートしている場所間の距離感が分からない、カメラの動きやオンオフのタイミングがあまりにもご都合主義的など、少なくとも本作の中ではサスペンスとしての脚本の粗さは目立っている。本田翼、前田敦子、斎藤飛鳥の三角関係も話題先行の取って付けたような小百合展開であり飲み込みにくい。
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