りっくさんの映画レビュー・感想・評価

りっく

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トリッキー・ワールド(2021年製作の映画)

3.9

https://www.shimacinema.com/2021/06/22/jagame-thandhiram/

本作の鍵となるのはタミル人というアイデンティティである。多数派を占めるアーリヤ系で
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シルバー・スケート(2020年製作の映画)

3.8

https://www.shimacinema.com/2021/06/21/silver-skates/

本作の一番の見どころは、冬のサンクトペテルブルクの氷上で繰り広げられるスケートアクションだ
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ファザーフッド(2021年製作の映画)

2.8

https://www.shimacinema.com/2021/06/21/fatherhood/

もともとソニーピクチャーズ配給によって劇場公開される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.2

https://www.shimacinema.com/2021/06/20/mishimatodai/

人間は自分と考えや生き方が異なる相手がいると、他人の意見に耳を傾けることもなく、頭ごなしに人
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.8

https://www.shimacinema.com/2021/06/17/firstlove/

昨今のマスコミの事件の取り上げ方は、とにかくプライバシーを度外視して、犯人の生い立ちやら家庭環境や
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ティングラー/背すじに潜む恐怖(1959年製作の映画)

3.8

https://www.shimacinema.com/2021/06/16/the-tingler/

冒頭からいきなり監督が登場し、観客に忠告する。本作は電気的刺激に敏感な人は注意、ゾクゾクした人
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スケーターガール(2021年製作の映画)

3.6

https://www.shimacinema.com/2021/06/16/skater-girl/

冒頭で適当な木の板に車輪を付けた簡易的なスケートボードに弟を乗せて学校に送る少女が映し出される
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私を信じて -リサ・マクヴェイの誘拐-(2018年製作の映画)

3.8

24時間営業のドーナツ屋でバイトする少女リサ。冒頭の客との僅かなやり取りで、この少女の地頭の良さ、逆に言うと男たちに対していかに機転を効かせるかを的確に描写するからこそ、実話に基づくと前置きはありつつ>>続きを読む

悲哀の密林(2020年製作の映画)

3.0

画面いっぱいに緑色が拡がるところから始まる本作は、筋骨隆々な男たちが自分の体に縄をくくりつけて、大木に山刀(マチェーテ)で斜めに傷をつけ、その傷に足をかけて上へ上へと登っていく光景がインパクト大。ゴム>>続きを読む

モンスター: その瞳の奥に(2018年製作の映画)

3.5

本作は映画学校に通い、映画製作を志す17歳の黒人青年のモノローグで構成される大胆な作劇が特徴的だ。脚本・監督・主演は劇中内の自分であり、法廷のやり取りを客観的に組み立て、ドラムロールを頭の中で鳴らして>>続きを読む

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.8

グラフィック・ノベルやアメリカン・コミックを独自の世界観で映像化することが続いていたザック・スナイダー。監督デビュー作『ドーン・オブ・ザ・デッド』以来のゾンビ映画であり、同作で脚本を手掛けたジェームズ>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.6

忙殺される日常を送る中で、突然妻が目の前で事故死する。そんな現実の喪失感や悲しみとどう向き合うか。それを乗り越える方法は人それぞれであるということを、繊細な描写の積み重ねでじわりと心に残る秀作。

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ダンス・オブ・41(2020年製作の映画)

3.0

1901年、メキシコで発生した「41人の舞踏会」と呼ばれ、同性愛が公になったことで有名な事件を映画化した本作。夜な夜な秘密裏に開催されていた秘密クラブに集う男性たち。女性用のコスチュームも交えて踊る空>>続きを読む

ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

4.0

広場恐怖症で薬物中毒の信頼できない語り部の主観で混乱の渦に巻き込まれる感覚に陥るサスペンス・スリラー。劇中でも登場する『ローラ殺人事件』『白い恐怖』『潜行者』といったような1940年代のフィルム・ノワ>>続きを読む

空に住む(2020年製作の映画)

4.0

冒頭、超高層マンションの玄関口そばに水が溜まっているのをあえて写すように、本作は「水」がキーワードになっている。交通事故で死んだ両親の葬式で泣けず、感情と外側が一致してないややこしい内面に自分自身も困>>続きを読む

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.3

ポン引き禁止の看板の隣で、タイトルなんて必要のない自分の人生を抜け出すために間抜け役を演じることを、第四の壁を破って画面から観客へ高らかに宣言する。そこから展開するあるデリヘルの控室をメインに繰り広げ>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.0

すっかり政治色が強くなってしまったロバート・レッドフォードが、やはりスターであることを証明してみせた痛快作。レディーファーストな色男で、相手を褒め殺しその気にさせてしまうジェントルマン。『明日に向って>>続きを読む

オキシジェン(2021年製作の映画)

3.4

同じくNetflix同じくNetflixオリジナル映画『密航者』も、定員以上の人間が乗り込んでしまった宇宙船という限定された空間の中でいかに酸素を確保するかという話だったが、本作はさらにポッドという超>>続きを読む

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.5

『21ジャンプストリート』『LEGO(R) ムービー』の両シリーズで一躍2010年代の要注目監督となったフィル・ロード&クリス・ミラーが、大傑作『スパイダーマン:スパイダーバース』の脚本を手掛けた後、>>続きを読む

夢追い人(2020年製作の映画)

3.8

映画好きなら見逃せない2つのポイント

本作はNetflixもあまり積極的に宣伝しておらず、インド映画ということもありスルーする方も多いと思います。ですが、見逃すには惜しい隠れた良作です。

まず、製
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ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

2.8

https://www.shimacinema.com/2021/05/02/tom-clancys-without-remorse/

主演とともに製作にもクレジットされているマイケル・B・ジョーダ
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ビースト・オブ・ノー・ネーション(2015年製作の映画)

4.5

『闇の列車、光の旅』に続くキャリー・ジョージ・フクナガの傑作。『スラムドッグ・ミリオネア』『シティ・オブ・ゴッド』を彷彿とさせる過酷な現実で生き残る少年のサバイバルに手に汗握る。

オープニングから素
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密航者(2021年製作の映画)

3.4

①単純明快なシチュエーション

全員を救うには物資が足りない場合にどうするかという古典的なストーリーを宇宙を舞台に作ってみたかったとペナ監督がインタビューで語っているように、密室での単純明快なシチュエ
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.5

https://www.shimacinema.com/2021/04/21/good-boys/

思春期真っ盛りの小6仲良し三人組がパーティーに呼ばれキスの仕方を猛勉強する中でトラブルを巻き起こす
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軽蔑(2011年製作の映画)

2.0

https://www.shimacinema.com/2021/04/19/keibetu/

本作は男と女の逃避行である。その行動は理屈ではなく、感情的なものだ。そんな感情や衝動を重視する作品は、
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PとJK(2017年製作の映画)

1.0

https://www.shimacinema.com/2021/04/19/ptojk/

16歳の女子高生と26歳の警察官が一度きりの出会いで、すべての段階をすっ飛ばしてプロポーズする序盤の展開か
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.8

https://www.shimacinema.com/2021/04/19/kanojyonojinseiha/

オープニングで自分が食べるのではなく、3.11で津波に飲まれ亡くなった母親にお供え
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彼女(2021年製作の映画)

2.5

ピンク映画出身の廣木隆一は、最近はキラキラ恋愛映画を撮る職人として名を馳せているものの、元々は『ヴァイブレータ』『軽蔑』『さよなら歌舞伎町』といった訳ありな男女の性や愛を一貫して描いてきた。そんな廣木>>続きを読む

ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.8

ヘタレ青年がディストピアSF的な設定の説明モノローグから始まり、同じモノローグでも世界のコロニーの住人に「僕ができたんだから皆もできるはず」とメッセージを拡散する対照的な幕引き。あるいは片思いを原動力>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.5

時間という概念と相性のいい映画は、これまでに数々の「タイムリープもの」の傑作を生み出してきた。その中でも、『ミッション・8ミニッツ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『ハッピー・デス・デイ』など、日>>続きを読む

AIに潜む偏見: 人工知能における公平とは(2020年製作の映画)

3.8

本作はまずAIなどの機械すべてを「悪」とみなしているわけではなく、豊富な実例によって的確に問題点を指摘する作りのため、とてもわかり易い作りになっています。以下がポイントとして挙げられています。

①人
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コンクリート・カウボーイ: 本当の僕は(2020年製作の映画)

3.7

馬という動物は、西部劇をはじめ様々な映画に登場する。そして、フロンティアスピリットのような拓けた未来へのイメージと重ねられ、肯定的に捉えられることが多い。本作も人間の営みと密接に関わっているものの、そ>>続きを読む

Seaspiracy 偽りのサステイナブル漁業(2021年製作の映画)

3.0

22歳で海洋番組を制作してから、愛する海をなんとかしたい、自分でできることは何か、という一般人のようなスタート地点からはじまる本作は、疑問に思ったら自ら行動しインタビューしていく作り手と観客の視点が同>>続きを読む

楽園の夜(2019年製作の映画)

3.8

昨年のヴェネツィア国際映画祭にも出品された『新しき世界』『The Witch/魔女』のパク・フンジョン監督最新作は、ノワール的な静謐なタッチと、感情の高ぶりのピークをアクション的見せ場で爆発させる構成>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

4.5

映画というのは所詮ウソっぱちだ。
そのウソをいかにホントらしく見せ、観客をダマし通せるかが重要なポイントだと思う。
本作で展開される作戦自体も、本当に実話なのかと疑ってしまうほど大胆かつ奇抜なものだ。
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