「奇跡の後には現実が続いていく」
シーズン1〜2まで完走。
赤ちゃんと夫婦を取り巻く様々な状況、嬉しいこともあれば悲しいことや苦しいこともたくさんある。
ペルソナで働く人々にも辛い過去や叶えたい未来があり、ペルソナという場所は人々の交差点になる。ここを通り過ぎる人もいれば立ち止まる人もいて、道に迷う人もいる。
でもペルソナには鴻鳥先生がいる。全ての人を見守り、励まし、寄り添い、支えてくれる先生がいる。過ぎ去る人、訪れる人、全てを受け入れて慈しむ鴻鳥先生の温かさに触れ、見終わった後は幸せな気持ちになりました。
私は結婚もしてないしする予定もなく子供はどちらかというと苦手な方なのですが、そんな自分でも何か得るものがあったと思える作品でした。
最近はみんな自分の生活にぴりぴりして、やれ子持ち様やら子無し様やらでいがみ合うこともSNS上ではよく見かける光景です。
日本はますます少子化が進み、先行きも不透明で、この国で子どもを産み育てるという行為に不安感を覚える若者も多いでしょう。
でも、生まれてくる命に理由なんていらないんです。使命なんていらないんです。
これからこの世を生きる子どもに、われわれ大人がしてあげられることはなんでしょうか。
命のバトンを繋いでいく。それは母と子の間だけでなく社会全体が為すべきことだと思います。
まだまだ課題は多いと思いますが、赤ちゃんが憂いや衒いを覚えることなく生きていける、そんな健やかで健全な社会になったらいいな。鴻鳥先生もそう思うだろうから。
シーズン1で好きな話は#5の「14歳の妊婦」、シーズン2で好きな話は#7の「母になる人生、母にならない人生」でした。というかシリーズ全体を通してサクラ先生と四宮先生と小松さんの関係性がめっちゃいい！！！！こんな同僚に恵まれたかった〜。下屋先生もガッツと愛嬌があって可愛いし、この4人がわちゃわちゃしてる光景一生見てたい……。
今橋先生もめちゃくちゃいい人すぎやん！？作品の特性上何言ってんだコイツ？みたいな夫婦も出てくるけど、それにサクラ先生と今橋先生が優しすぎるあまり言いたいことを我慢してニコニコしてるだけなのが本当に辛くて〜〜！！先生どいてください私がその軟弱者たちの精神を鍛え直しますから！！！拳で！！！👊ってなりました…。
ていうか四宮先生はサクラ先生のこと好きすぎね。最高の綾野剛と星野源でした、あざした。
清塚さん好きなので結構出てくれて嬉しかったです。笑
「生まれてきて、おめでとう」
全ての命に祝福を。ありがとうございました。
