このレビューはネタバレを含みます
ブレーキ聞かなかったら、足で止めるんだよ。
教えてあげてよ、誰か。。
事故から目を覚ましたら25年経ってて
夢見る10歳の頃と現実はかけ離れてて。
妹は生意気だし、両親は離婚してて
父は再婚して新たな家庭築いてるし
好きだった?結人くんはやさぐれてるし。
がきは生意気で大人をなめてるし…etc
結人くんの言うこともわかるけど
世界はそうじゃない人もたくさんいるから。
「お前みたいなやつが世界に溢れてたらよかったのに。」
「初恋なんだよ。
想いを伝えられず、事故に遭って悔しかった。
だから、お前は目覚めてよかったんだ。」
「結人くんだ結人くんだ結人くんだ…!」
とんぼのうた。
お母さん頑張ってたもん。娘のために一生懸命。
それなのに、偉そうだなんだ文句言ってばっかで(確かに言い方って大事だとは思うけれども)誰かのためになんかしたのか?お前ら?って思っちゃう。(ぱぴいと妹よ。)
でも、でも、過保護すぎたね。
ただ、抱きしめてよかったねってままに言ってもらうの忘れてた。なんて可愛すぎる。
本当によかったね。
柴咲コウの演技力はんぱないな。
本当に10歳の子が35歳になったように見える。
時間泥棒、モモ。
「話す声は聞こえるし言葉は聞こえてくるのですが、
話す人の心は聞こえてこないのです。」
「トンボは前にしか進めないの。だから勝利とか絶対に逃げないことの象徴なの。それ知ってからママ、これからどんなに家族に辛いことや苦しいことがあっても絶対に諦めないで頑張ろうって決めたの。」
どうしたらお前を苦しみからときはなてるのか分からない。けど、ずっとそばにいるから。
モモにでてくる亀のカシオペアみたいだね。
亀は話せないから性格には甲羅に文字が浮き出る。
「私がついている。」って。
正しいこと、理想論ばかり並べるピュアな望美。
でもそう簡単にうまくいかないのが現実。
理想を持つことは素敵なことだけれどそれに固執しすぎてしまうと崩れてゆく。
あんなにも誰かのために思いやって動ける望美が
家族、友人、恋人、邪魔なものは捨てましょう。
なんて言うなんて。。。
大切なのは情報と金、そして自分だけです。
なんて悲しい。。
「これからの時代は心地いい言葉や都合のいい情報を与えて、大衆の心を操作し、自分の利益を上げる者だけが生き残ることができるの。そんなことにも気づかないで騙されるほうが悪いのよ。」
「私たちはさよならを言うために出会ったの。」
「違う、そうじゃない。俺たちは死ぬまで一緒にいるために出会ったんだ。」
モモの中で好きな一節。
「世界じゅうの人間のなかでおれという人間はひとりしかいない。だからこの世のなかで大切な存在なんだ。」