第1話をみたときは、広瀬アリスのモラハラに悪い意味でドキドキしてしまったが、タイムスリップを交えての第2話以降は毎回とても楽しみになった。視聴率が低いのが不思議でならない。脇役の中では、瀧本美織・川栄李奈・片平なぎさといった人たちの中でも、とにかく松下洸平の自然な演技がよかった。それに加えて、圧倒的に、振り幅が広いキュートな広瀬アリスと人としてはよいけど夫としてはクズな大倉忠義の演技に引き込まれた。過去をやりなおしても、結局モンスターワイフをつくりだしてしまった剣崎主任の3度めの結婚生活。結婚生活のツボを射抜く、韓流原案ながら、橋部敦子の最終回で、タイトルふくめて誠に綺麗にすべて回収するという、ホームドラマに相応しい素晴らしい脚本。橋部さんの代表作はつよぽん主演の僕3部作ほか。
