このレビューはネタバレを含みます
いやー、めっちゃ詰め込まれてる！！ぎゅうぎゅう。こんなに詰め込まれてるのに、ちゃんと纏まってるだけじゃなく、めちゃめちゃ面白い。脚本ほんと凄い。。脱帽です。
このシリーズならではの「きゅん」と「可愛さ」の要素はもちろん健在の中、時事ネタや社会問題への切り込みが更に深く、そして鋭くなってて、且つ、ちゃんと生活者目線で描かれてて凄く共感しやすい。これは全日本国民に見て欲しい本当に素晴らしいドラマ。
お医者さんに妊娠してる事を告げられるシーン、めっちゃ暖かくてわくわくして凄く良かった。夫婦って素敵だなーって思ったし、凄く素敵な瞬間に感じた。自分が世界で一番好きな人とこんな瞬間を迎えられるなんて、どんだけ幸せな事なんだろう。
役所を出てからの橋のシーン良かったなー。そうだよなー、どっちかがサポートするんじゃなくて、一緒に親になるんだよな。平匡さんも悪気は無いし、きっと誰でも思ってしまうことなんだよな。世の男性、夫婦にとって、これは本当に大事で、心得ておくべき事だと思う。
平匡さんがみくりちゃんの為に、グレープフルーツゼリーを必死になってひたすらにいろんなコンビニ•スーパーで探しまくるシーン、癒されるし、ほっこりできたー。平匡さんほんと良い人だよね。素晴らしい旦那さんだと思う。みくりちゃんは幸せものだ。
ゆりちゃんと西田尚美さんのコンビめちゃ良かったー！絵力もあるし、自然な掛け合いが良かった。
育休とか産休の制度があるのに、日本独特の「暗黙の了解」的な感じで使えなかったり、使うと肩身が狭くなる会社、まだまだたくさんあるんだろうなー。「仕事を休めないって事自体が異常ですよね」って言う台詞が全てだと思う。日本で働く人達全員に届いて欲しい。
平匡さんとみくりちゃんの「さも当然」フェイスは笑った笑 あのプロジェクトリーダーの課長に言われた時はこっちまで嬉しかった笑
このシーンの沼田さんには痺れたぜー。「いつ誰が長い休みを取るかなんて分からない。働いているのは人間なんだから。その時何が大事かって言ったら、誰が休んでも仕事は回る。帰ってこれる環境を普段から作っておく事。それか職場におけるリスク管理」当たり前な事なんだけど、なかなかちゃんと理解出来てる人は少ない。咄嗟にこう言う言葉が出てくるのは本当に有能。日本中の会社で講演して欲しいくらい。
平匡さんが抱えてた不安を吐き出すシーン、なんだか凄く分かるなー。自分でも気付かないうちに溜め込んでたり、気にして無いと思ってた事を実は気になってたりするんだよな。2人がハグするシーンの中でこれが1番暖かくて好き。
平匡さんとみくりちゃんが子供の名前を考えてる時に、生きてる中で性別が変わる可能性が有る事も考慮して名前を考える辺りが素敵過ぎる。亜江ってそう言う事か。良い名前。
2人を見てて改めて思ったけど、友人でも、恋人でも、家族でも、相手を思いやる気持ちはやっぱり大事だよね。
ラストシーンは好きだなー。いつか来るであろう明るい未来が描かれてて、今の時代を生きる人達には凄く希望になるよね。いつか、このラストシーンの平匡さんとみくりちゃんみたいに笑える日が来ますように！！
因みに、今回のきゅんアワード大賞を見事獲得したのは、みくりさんが平匡さんに言った「私は、平匡さんが独身だったら口説きますよ」でしたー🥳きゅんが凄すぎて、心臓潰れるかとおもた笑
