重いテーマなので見ようかどうかずっと迷ってたけど、見て良かった!主演2人の演技に引き込まれた。優しい雰囲気のオープニング、釜山の美しい風景、派手さはないけど映画のような丁寧な演出。脇を固めるキャストの温かさ。世界観がかなり好みだった。そして惹かれあっていく過程がこんなにしっかり描かれていている作品は初めてでした。
ガンドゥは基本無表情なはずなのに…ジュノの目線や口元の動きなど見事な演技力で心の動きがわかった、、すごい。
前半ガンドゥに突き放された時のムンスのつかず離れずの健気な姿が良かった。後半はガンドゥがムンスに寄り添っていて、2人の真っ直ぐな愛に何度も泣けてくる。
朝焼けの灯台の下でガンドゥがムンスに手を差し出すシーンのカメラワークが秀逸。手をとった後にちょうど朝日が昇ってきて、お互い特別な人になってるんだと感じた。心情を背景で表しているような演出が良かったし、全体的に光の差し込み具合や背景の写り込み方が素敵だった。
最終回、心臓が持たなかったな〜。最初から最後までひたすら2人の幸せを願うドラマでした。