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キム・マンドク~美しき伝説の商人~のsarahAのレビュー・感想・評価

2.9

長い史劇劇好きだけど、これは脚本劇いまいちで15話くらいで十分な気がした。一番良かったのは子供時代で大人になってからのマンドクはかなり微妙。ムンソクがやたらといじわるで極悪で何度でも執拗にマンドクをいじめるエピソードが無駄に長い。しかし済州島の菜の花や海辺のシーンは良かった。あわびが話にいっぱい出てくるので、済州のあわびが食べたくなる。
商いものでは、商道の方がおもしろい。


この「推奴」も 逃避行の途中では「済州島」が舞台になっていたことがありましたから、その時にこのブログでもご紹介させていただきました。
  この筏のような乗り物の名前は「テウ」、そして、この「テウ」という筏が観光の名物になっている場所が「済州島」の『セソカク渓谷』、このカタカナでの表記はひとつではありませんが、このブログでは日本人が一番発音し易いこの〝セソカク〟で書いていくことにします。

  たいていのサイトでこの「セソカク」を紹介している画像などでは、「テウ」という筏は欠かせないものになっています。
それをうまく妓生との宴という、ちょっと華やかで優雅なシーンで用いていたのが、先週の「キム・マンドク」でした。
以前の逃亡用の乗り物で用いた「推奴」とは大違いでしたが、どちらのドラマもこの「セソカク渓谷」の名物をうまく利用していた感じがします。
水のある美しい風景にはぴったりの乗り物「テウ」、ここ数日のようにやたら蒸し暑くなってくると、こんな風景の中をこの「テウ」に乗って水面の散策という具合に、「キム・マンドク」のシーンのような優雅でのんびりとした旅の1シーンに憧れてしまいます。この「セソカク渓谷」はおだやかな美しい水辺の風景ばかりではなく、ちょっと内側にはあの「推奴」で登場していたような、岩が造り出す男性的な風景も存在していますので、「済州」の特徴的な岩のある風景、そして水のあるのどかな風景という二つともがこの場所で楽しめそうです。
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