性のスペクトラムのさまを瑞々しい光や空気を通して描かれるドラマシリーズ。1話1話、涙を堪えながら観た。
冒頭で出てくる“RIGHT HERE, RIGHT NOW”という「今、ここ」というメッセージに心が震えたし、それがこのドラマ全編を通して紡がれていくテーマでもある。
クィア作品カテゴリーとしてはあまり話題にのぼらないイメージだけれど、これほどまでに性の流動性を真っ正面から描いてるのも珍しいのでは。
また、ドラマにも登場したデヴ・ハインズが手掛ける劇伴のみならず、世界観が統一されたタイトル文字やポスターなどのアートワーク面も素晴らしい。