みるく

テッド・ラッソ 破天荒コーチがゆく シーズン3のみるくのレビュー・感想・評価

4.5
「テッドラッソというドラマが面白い」とネットのクチコミを拝見し、どんなもんかな〜とS1の視聴を開始。短尺ながらもテンポよく話が進み、余りにも面白すぎて爆速で完走。S2はテッドラッソの心の闇の部分を深掘りし、人間の本質により近づいたシーズン。どのキャラクターも話を重ねる毎に、愛着が湧いて加速度的に好きになっていくんですよね。少し暗さも垣間見えたシーズンでしたが、安定の面白さは相変わらず。
そして、満を持してのファイナルシーズン。一部、かませ犬みたいなキャラクターも登場し、コイツ何だったんだ?!という感情が現れましたが、S1からの愛すべきキャラクター達に対しては、よりスポットが当てられ、成長や心情の変化を感じ取る事ができました。
もう最終回はボロッボロ泣いて目が腫れてパンパン。アンパンマンもびっくりのパンパンマンになりました。
このドラマの魅力のひとつとして、実在するプレミアリーグと全面的にコラボし、実際のスタジアムや第一線で活躍する某コメンテーターと私の愛するクラブの某監督や某名物審判が登場するところ。プレミアリーグを見ていたら間違いなくニヤつくシーンの連続なので、サッカーはあまりしないドラマ()ですが、ファンにとっては堪らない作品だと思います。
見終わった後は心做しか、気持ちが晴れるというか、前向きにさせてくれる程の温かさを実感します。今後の人生においても大事な作品の一つとなりました。

ロイ、タート、レベッカがより大好きになりました。