ゆき

クイーンズ・ギャンビットのゆきのネタバレレビュー・内容・結末

クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

天才の話まじで好き。テーマとしてはいくつかあると思うけど、1番は「才能が故の代償」らしい。あと孤独と克服。

施設はなんで精神安定剤を毎日飲ませてたのかなって思ってたけど、1960年代当時は本当に施設で配ってたらしい。理由は言うことをきかせるためとか諸説あり。

継父、無期限で勾留されてるからもう帰れないって言ってたけど、よそで愛人作って不倫してたのかなって思ってた(笑)その時代は国家反逆罪とかじゃない限り、無期限勾留とかないらしいから、出張じゃなく常駐を求められたとかそういう理由が濃厚らしい?継父の本当の仕事もよくわからなかったからみんな憶測だけど。

9歳の時にチェスに出会ったけど、薬盗んでチェス禁止にされて、養子として14歳で引き取られるまで、完全にチェスお預けされて。でもその間ずっとチェスのことが離れなかったんだろうなっていうのが、施設を出た後のベスからわかる。お預けされてた期間を思うと同情するし、学長厳しすぎる&才能を潰しかけてたことに苦しくなる!結果オーライだけど。

パリで出会って対戦した強い男の子3年後に1番になるとか言ってたけど結局その後どうなったか気になる。

ベスの「頭の中で一局を通して再現する?」って問いに対してベニーが「皆んなするだろ」って当たり前の顔でいうところ好き。

クレオが大事な試合の前にお酒誘ってきたのまじでやばすぎるよな(オコ)

シャイベルさんにちゃんと10ドル返してるのかな〜って思ってたらやっぱり返してなかったところ笑った。でも、シャイベルさんがベスの活躍してる記事をスクラップしてるの爆泣いた。2人の写真のところで追い泣き。。。

ポーンがクイーンに昇格するためには7マス必要だから全7エピソードなんじゃないかって意見あって発狂。

衣装もセットも全部センスよ〜!!!って思ってたけど、最後ボルゴフに勝ったあと真っ白い服着てたのは、白のクイーンをイメージしたものらしい。普通にわたし雪国に合わせてるだけだと思ってた(笑)

チャンピオンになった後、ベスは今後どう生きていくんだろって思ってたところあったけど、広場みたいなところでおじいちゃんたちと帰りにチェス打つところみて、原点回帰感じて良かった〜。どことなくシャイベルさんにも見えたし。

ベス役のアニャちゃんが「ベスが赤毛なのは本人が望んで得たものじゃない。他と違う存在っていうことを明確に示したかったから。」って言ってて、そういうところでもベス(の才能)を表してたらしい。(赤毛なことが海外ではいじられる対象なの、大学生の時に知ってめっちゃ衝撃だったから何かしら意味はあるんだろうなって思ってたけどなるほど)

天才の人の話もっと観て〜!
ゆき

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