七彩

クイーンズ・ギャンビットの七彩のネタバレレビュー・内容・結末

クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

チェスを知らなくても楽しめるスポ根ドラマ。男性社会に女ひとりで飛び込んで頂点に上り詰めるまでの様を惜しみなく描く。よって、意外と頭は使わずサラッと観れる。

ただ主人公の天才振りがドラッグや酒のおかげなのか?という疑問がずっと付きまとうところが若干気になった。本当に最後の最後でドラッグの力を借りなくてもチェスが出来るというのを証明してくれたけれど、それでもここまでずーっとドラッグを摂取しながら戦うシーンが多すぎてスッキリしない。

全体的にとにかくわかりやすく、話数も少ないので観やすかった。登場人物たちも悪い人がいなくて、みんなスポーツマンシップに溢れていて爽快な気分にもなれる。あと恋愛描写もスパイス程度で、女性が主人公であるのに体の関係を描いて、内面モノローグがあまりなかったのは新鮮だったかもしれない。サラッと女性ともベットを共にする描写もあったのがベスっぽくて説得力があった。
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