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クイーンズ・ギャンビットのmmmのネタバレレビュー・内容・結末

クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

とっても良かったー!
まずは服。とにかく最高。
ひっぺがして明日着たいくらいです。

1話を軽い気持ちで見たら、ラストの薬を服用しすぎてぶっ倒れるところで拍手。
そこから一気に全話見てしまいました。

お母さん、とても賢くて意志の強い愛情深い方だったろうに、1人で育てていくことが難しくて心中をはかったの悲しかったな。時代もあったんだろうか。

里親のアルマはとても寂しそうな人。
毒親?と思うところもあったけど、全体を通してみると絶対必要だった存在だし、親友だったんだなと思う。
夫がなぜ結婚しようと思ったのかは謎。あんな扱いを受けるなら離婚したいところだなと思った。
しかも謎にもう帰ってこないことになってて、やばい仕事をしてたんだろうけどもう少しなんでなのか知りたかったな。

タウンズが出てきて、優しくて紳士的なのは素敵だったけど、ゲイだからこそマイノリティのベスに優しくきてくれたんだと観賞後色々調べて知った。
部屋で写真撮った時、ダブルベッドの部屋に男性と泊まってることでゲイだと判断するポイントだったらしい。(アルマとベスはシングル2つの部屋)
苗字呼びをしようとするあたり、距離取ってるなとは思ったけどゲイとは気づかなかった
素直じゃないよね〜なんて言ってたけどあれは失恋だったのか…

州チャンピョンと同棲するも、行為後にすぐチェスの本を読んで傷つけるベスだったけど、ベニーとの行為後にチェスの話をされて怒ってた時に少し本気だったけど裏切られた気分なのかな?と思った。

モデルは初見、普通にイラッとしたけどロシアの送り込んだスパイ説にはなるほど…となった。たしかに変だよなぁ

そこからチェス教えてくれた用務員さんのお葬式に行って、久しぶりに孤児院にいったら、用務員さんが切り抜き集めてタコとを知って泣いた。

ジョリーンが失意の底から救ってくれて、家族でしょ、救ってるつもりなんてない。そばにいるだけっていってて最高で、そこでも泣いた。

ボルゴフとまた戦う気になれたんだろうなと思う。


そこからどんどん勝ち上がり、タウンズと再開、友達になりたいと告げる描写が素敵だった。
関係を持ったメンズたちも、そんなこと関係なく一緒に戦術を考えてくれた。
これが2021年の男女のあるべき姿を表現したドラマなのか…

最後の試合で薬もお酒もキメずに天井でチェスしてて、感動した。やっぱりその二つのおかげで天才なわけじゃないよね…って安心した。薬がないと天才が生まれないなんて描写は救いがないからね…

そんなこんな最後も孤独ではあるけど、1人ではないベス。しっかり自分の足で立っていて、偉い!と思った。
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