どう解釈しても見た方の自由ですよと笑っている作家さんの顔が見えるようなドラマです。
普通に見ればペンションの女主人(小林聡美さんですね)と毎回代わるお客さんの日常的な会話ドラマです。
ところがぼくは変態なので(笑)これはペンションを舞台にしたある種のおとぎ話であるぞよと考えちゃいます。
狐が紳士に化けて泊まりにきたり、昔の恋人が亡くなったのち訪ねてきたり、森にはメガネをかけた精霊のおばあさんがうろついたり、しまいにはペンションの女主人ってほんとに存在するの?と考えたり(笑)
ちょっと萩尾望都さんの『あぶな坂HOTEL』を思いだしました。