このレビューはネタバレを含みます
皆さんの厳しい評価にビビってます。
何故なら、内容的には面白かったから。
結局、奇想天外なホラーではなく、儀式の名の下の集団レイプ暴行という非道を除けば、一つ一つに理由がある話。
集団レイプの愚行非道に全く意味性が無いせいで、ストーリーのクオリティが相当低く、品位も知性を感じないものに見えてしまう。
例えば閉鎖的な村の長が、近親相姦の問題を避けて子孫を残す為、他所者を監禁し子供を産ませようとするとか、非道に変わりはないが、土着的な宗教と歪んだ生きる知恵が結びついた哀しい風習に仕立ていれば、もう少し説得力があったかも。
途中、口減しとか、姥捨山という言葉も出たから、そうした前近代的な風習かなと思ったが損したな。
