きくひめ

CO 移植コーディネーターのきくひめのレビュー・感想・評価

CO 移植コーディネーター(2011年製作のドラマ)
5.0
移植コーディネーターのお話なので、内容濃く、ずっしり重かった😓
臓器提供者と移植患者の橋渡しであるCO。お医者さんからは、"死神"なんて言われてたり、提供者家族からも殴られたりと散々だけど、やはり大切な仕事だなぁ〜と実感。
移植って、提供される側は藁にもすがる思いで何年も待ち望んだものだから、喜び一杯だし、これからの未来も夢見ることができるけど、その裏側では一つの大切な命が失われてるって事だから…手放しで喜べることではないのよね💧でも、1人の臓器から8人の命が救われて、その中で生き続けるって事は素晴らしい!臓器をパーツと捉えるか、1人の人間と捉えるかで臓器移植の意味がかなり変わってくるんだなぁ〜。医療スタッフからの献花は、やはり人として感謝の意を表してるんだなぁ〜と思ったらちょっとほろっ😢ときた。
最初で出てきたけど、臓器提供の本人の希望が叶えられないというのは…いくら公平性を求めるって言っても、本人の希望くらい叶えて欲しいな。この作品は2011年のものなので、事実婚が今はどうなってるのか分からないけど…公平性と言うよりやっぱり金銭の授与とか色々な疑いがあるんだろうけど、両親も認める仲だったら良いんじゃないの?そのくらいは柔軟に対応してくれれば良いのに…権力で不正働かれるより全然良いのに。
色々考えさせられるドラマだったなぁ〜。もっとこの様なドラマを作り続けて欲しいわ。やはり吉岡秀隆の出演作にはハズレなしだわ😁
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