どよう

オー!マイ・ボス!恋は別冊でのどようのレビュー・感想・評価

3.5
上白石萌音さんを使ったプラダを着た悪魔にインスパイアされたパロディドラマですかね。プラダを着た悪魔を見た人にとっては安っぽいと感じるでしょう。
火曜ドラマを見る人が期待する胸キュンシーンはそれなりに見どころありますが仕事シーンが絶望的にお遊戯です。これぐらいのレベルじゃないと共感できないと視聴者をバカにしているのでしょうか。ブルゾンの件にしてもなだぎ武の副編集長の無能さにしても恐らくバカにしているのでしょう。
菜々緒さんはまるで学校の先生のようです。厳しく見えますが全て部下のことを考えての行動で部下自らが気づくように優しく見守ります。まあ現代的な理想の上司像なのでしょう。とにかく優しい。新雑誌の立ち上げも文化祭の企画を作り上げるような軽いノリでした。編集長が気に入らないから編集部員が仕事を放棄するなんてまるで学生気分です。
恋はつづくよどこまでもに良いイメージがあって上白石萌音さんと玉森さんの組み合わせを見たい人と思う人以外には厳しいと思います。上白石萌音さんには恋はつづくよどこまでものイメージそのままのキャラクターで安心です。

見続けているうちにお仕事はおまけということがわかりました。8話の恋人とやりたい10のこととかかなりニヤニヤ出来ました。悪い人はおらず全員良い感じに収まる感じはご都合主義とはいえ悪い気はしません。とにかく上白石萌音さんと玉森さんの組み合わせの微笑ましさが大人の学園ドラマって感じですね。舞台を社会人にした学園ドラマだと思うとスッキリ納得できました。最初に感じた違和感はこれだったみたいです。

9話ではプロポーズを受けて喜んでいるところからのいきなりの結婚を取るか仕事と夢を取るかという2択で別れを決意という謎展開です。別れた後またもやドS先輩からの告白で終わるというバカ展開です。最終回予告では以前の回想シーンのみで何のヒントも煽りもない徹底ぶりでドS先輩は当て馬としか思えません。このままドS先輩と付き合ってそれぞれの道を進むエンドならこのドラマ星5評価します。
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