怒髪猫なんじゃった

空飛ぶタイヤの怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

空飛ぶタイヤ(2009年製作のドラマ)
4.5
wowow第1話無料放送で鑑賞しました・・映画版は既に鑑賞済でした。

原作は直木賞作家池井戸潤の社会派小説の📺ドラマ化です。

蛇足ですが、池井戸潤は岐阜県加茂郡八百津町出身で(私と郷里が近い)大学卒業後大手銀行勤務と云う経歴の持ち主である故、こう云う小説には強くて、面白いものがあります。


さて原作は読まずに鑑賞したこのドラマ化版は丁寧に描かれていて映画版よりも面白いかもしれません。


ストーリーの面白さに加え出演者は映画版よりも素直に鑑賞出来て好感できました。


とんでもない人身事故を起こした中小企業の運送会社が、真実を隠そうとする大企業の自動車会社に立ち向かう。

リコール隠しに暗躍する大手企業に小さな運送屋が執念を燃やす・・主役は仲村トオルで好演・熱演とても好かった。


最初は取り合わなかった大企業の社員の中にも真実に迫る者が現れてくる。

痛快な中にも人間ドラマがあり、とても面白いドラマでした。

エンディングで流れるホリー・コールの「
The Tennessee Waltz」が胸に沁みてくる・・♬