ラダ

サンクチュアリ -聖域-のラダのレビュー・感想・評価

サンクチュアリ -聖域-(2023年製作のドラマ)
4.6
決して奇をてらったストーリーではない。やんちゃで品格に欠けた不良少年が横綱を目指すなんて、もう擦られ尽くした展開だ。目新しい部分は無いに等しい。

それなのに視聴する者の心を掴んで離さないのは、異常なまでに役づくりされた肉体と、ぶつかり飛び散る体液と音。

角界の問題に薄ら切り込む姿勢も含めて、実写で表現したことに大きな価値がある。両国で焼き鳥弁当食いながら相撲観たいと思った。

ピエール瀧の本格復帰作。すっかり俳優さんですね。彼の含み笑いは最高。
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