じょうパン

ゴースト/ニューヨークの幻のじょうパンのレビュー・感想・評価

3.7
良かったけど、感動はあまりしなかったです。女優のデミ・ムーアさんが綺麗すぎて泣いてるところも美しく見えました。まぁ少し女優さん頼り感の映画でなと感じました。
有名なろくろで手を重ね合う行為はこの映画が元になるのは初めて知りました。

◻️脚本
序盤にイチャイチャシーンを入れるのは観てる方としても少し退屈感がありました。序盤ってまだそんなに人物に対して思い入れを持って観ていないのでかなり濃厚なシーンを入れるのは間違いだったかなと思います。ただ人間としてサムとモリーが身体を交わすのが最後なので入れてもいいのかなと思いますが、個人的にはラストくらいに思い出として入れてもいいんじゃないかなと思いました。
恋愛の要素だけなのかなと思いましたが、友人のカールが黒幕だったというあまり予想できないミニどんでん返し要素で面白かったです。犯人だとわかった後も幽霊としてモリーを救っていくのかが見応えだったので退屈せずに観れました。
ただカールの死に方がなんか変というかダサいというか一瞬だったので「え!?」とは思いました。
あと少し疑問に思ったのは幽霊になったサムは天国や地獄にも導かれず現実世界にとどまっていたのはなんでかな?と思いました。

◻️映像
映像はかなり面白かったです。
美術品を外から部屋に入れて運んでいる姿を鏡に反射して見せる。しかも鏡も動きながら見せていたので最初何が起こっているのかわからなく、今までに観たことがない映像だったので面白かったです。

◻️まとめ
私自身はあまり感動しなかったのでコメディ部分があってなんとか耐えて観れました。とくにオダ・メイのモリーをマンションの外から読んでいる時に「3つ数えて消えるわよ、123」とすぐに数えたセリフが面白かったです。幽霊であるサムとオダ・メイのやり取りは全体的に面白かったです。霊媒師と幽霊という関係ですが、本当に幽霊入るだなと改めて感じさせてくれる作品でした。とくに猫は幽霊の何かを感じる演出をしていて、やっぱり本当に猫は感じるのかなと思いました。
ラストシーンは良かったです。
よく映画で泣ける人にオススメはできるけど、私みたいにあまり泣けない人にはあんましオススメはできないかなと思いました。悪くはなかったんだけどね。
じょうパン

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