ちさこっこ

母性のちさこっこのネタバレレビュー・内容・結末

母性(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作未読

思ってたのと違ったとか
期待しすぎたとか
そんな風には私は感じなかった
だからといってスタンディングオベーションではない
まだまとまらないのでツラツラ書きます
話逸れます笑(後で追記するかも)

戸田恵梨香さん
永野芽郁さん
高畑淳子さん
大地真央さんの
演技が怪演が唸るほど素晴らしくゾワゾワした
もう一度見たいかも

予告に比べるとミステリー?サスペンス感は無いのでそれを期待して見に行っては行けない

誰かに感情移することはなくて飽きるかと思えばそうでもなかった
魅入ってしまった
ある家族の話を客観的に見ている立ち位置で。
マザコン一家は大変ねぇって感じ

私の娘歴は実母の他界のため19年で終了
母親歴は22年目に突入した
義母は健在だが娘になりたいとおもったことはなく姑であり他人にしか見えない

母として生きている方が長いのか
こんなこと映画観るまで考えたことなかった
おっと話が逸れた
ルミ子の母親の愛や言葉は本物だった

娘に気にいられたいとかの思惑はなかった
私の考えすぎ裏読みすぎ笑
純粋に真っ直ぐにルミ子を愛していた
洗脳という愛で

受け取る側のルミ子は必死すぎた
母への強い愛着、執着、依存、承認欲求、、、

そんな母親に育てられた清佳もまた母親の顔色を見て育ってしまった

子は親を映す鏡

清佳という名前が初めて呼ばれたのが後半。
それまで気づかなかった私自身に衝撃だった

母親視点と娘視点で描かれている
私も普段から長女(高2)に対して正確に気持ちが伝わるように意識している

そんなつもりで言ってない

なんて良くあること

この映画
男性が見たらどんな感想なんだろう
どこまで理解出来るのだろう



終始ゾワゾワ進む話の中で少し救われたのは
最後の方で義母が認知症?と何かの後遺症?で息子のことが分からなくなったのにルミ子の事は娘だと言い切った
こういう時に出る言葉って真実だと思う


清佳の妊娠でまた歴史は繰り返される
( ̄ー ̄)
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