まりもり

母性のまりもりのネタバレレビュー・内容・結末

母性(2022年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

2時間の映画だか内容が濃すぎるので内容を書き留めることにします。
母への過剰な愛の究極の物語。
湊かなえさんさすがです。


ー以降 ネタバレー
母が喜んでくれるならと結婚し子供ができたが、ルミ子は全く喜びを感じない。その子供に清佳と名付け祖母を喜ばせることだけを楽しみで育てる。
ある台風の日に、祖母と清佳の部屋に火事が起こりルミ子は祖母を助けようするのを見兼ねて祖母は自殺を図り清佳を助けるように促した。
それからというもの、ルミ子はより清佳に愛情を持たず、また、意地の悪い姑と同居し、罵声を浴びせられても献身的に母として面倒をみます。
ある日父が帰り道と違う方向に向かっていたのを清佳が見つけ、後をつけたら昔の彼女と別生活を送っていました。そしてその人から『母があなたに愛情を持たないのは、あなたのために祖母が自殺したから』と聞かされる。
ショックを受けた清佳はルミ子にそのことを泣いて謝りに行く。壊れそうな清佳に『愛してる』と言ったが、真実は憎んだ『愛してる』だった。。
清佳は自殺を図り、一命を取り留めて、ルミ子はようやく娘の大切さを感じた。。
最後は罵声を浴びてた姑は、自分の息子は認識できないがルミ子を自慢の娘と言っていた。
そんな母の元で育った清佳も、結婚、妊娠したが、おそらく普通の母になれると私は思う。
まりもり

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