狭須があこ

母性の狭須があこのレビュー・感想・評価

母性(2022年製作の映画)
3.8
めちゃくちゃ湊かなえっぽい

小説的なとこはありつつも人間同士の暗い噛み合わせ方が上手いので「あぁ居そう、こういう環境ならこうなったりしそう」って思いつつ、一人一人の視点に思いを馳せることができるわねぇ。

ってやってたら最後に「やりすぎだろ」をぶち込んでくるわな。もうやめましょうよ!命がもったいだい!!!

うちの母親にあらすじ話したら「あんたじゃん」って言われた
すみませんねぇ母親になれなくて。
精神的にではなく、物理的にも死ぬまで娘かもなのでな、すみませんねぇ!

でも登場人物で一番ヤバそうに描かれてはいるが、ルミ子の方が私よりマシ
ぐうたら系の娘でこれならもっとヤバだぞ〜〜!!うはは

まぁ生きづらい人間たちが沢山いるのはわかったが、家族ってある程度は身内の気狂いを飲み込んで生きてるものよな
親子の歯車完全に噛み合うとこのほうが稀じゃないかと、それほど異端なものを見ている感じはしなかった

父親は普通にクソ。
母、娘、その娘、義母は性格もあるのでともかく、父親はクソだと思う
親友の嫌な忠告、聞いとくべきだったかもしれんね。
狭須があこ

狭須があこ