このレビューはネタバレを含みます
愛情を一身に受けて肯定されて育った人は子供にも他人にも愛情を惜しみなく与えられるようなイメージがあるので最初は不思議な感覚で見てたけど、そもそも祖母→母への愛情も歪みがあったように思う。
はたから見るとちょっと素敵だけどなんか気持ち悪い。
そして娘は愛されたいのに母には全く届いてなくて可哀想。
娘が妊娠報告をした時の母の返答が気持ち悪かった。
母もまた他人に肯定してもらうことでしか幸せになれなそうで生き辛そう。
母娘それぞれの視点に大きな差があるのが面白かった。
さてそれで、自分はどの辺りなんだろう?って考えたらそれはそれで客観視するのって難しくて、不足でも過剰でもダメなんて愛情って難しい。