このレビューはネタバレを含みます
ハコヅメの2人とは思えない、流石としか言いようがない。
娘と母で同じ出来事を違うように記憶してて、自分も子供の頃の出来事とか記憶違いなことあるんだろうな。結局どっちが本当なのかは分からなかった。自分と自分の母親のこと考えさせられた。
戸田恵梨香が母に褒められて嬉しそうにする顔が大人なのに小さい子供みたいな表情してる。母に褒められることが彼女の幸せで生きる意味で結婚も出産もそのためなんだ。娘にすら母を取られたくないんだろうな。母に褒められる事に人生かけてるっていうか、まだ(というか一生)娘でいたいのに母になってしまった人。ルミ子にとって娘も作品でしかなくて作品としての愛は持っていたんだろうけどって感じ。義母に嫌味言われながらも必死にあの家に住み最終的に戸田恵梨香はその人の娘になれてめっちゃきもい。
映画内で永野芽郁の名前が全然呼ばれなくて最後の方で本人も自分の名前を思い出すんだけど、 そのシーンまで名前分かんなかったしでもそのことになんの違和感も不思議とかこの子の名前なんだっけと思わなかった自分が怖くなった。役名の一人の女の子としてではなく「娘」としてそそにいる感じ。
母のために戦いそのことで母に叩かれそれでも必死に頑張ってて見てて辛い。
娘であり母でもあるってのはだめなのかな？
にしてもこの旦那何?って感じなんだけどこの家族(特にルミ子)にとってそこがいちばんの問 題じゃないんだろうな。
