けーすけ109

大河への道のけーすけ109のレビュー・感想・評価

大河への道(2022年製作の映画)
4.0
ただの伝記物と侮るなかれ
道、歩む前に大河あり
伊能忠敬さん。この声が聴こえますか。


舞台は現代、千葉県は香取市
地元起こしの企画プレゼンを市役所で行っている
「歴史を打ち出した企画をしたい」
しかしながら何を挙げても二番煎じ感が否めない
地元でしか出来ない歴史を交えた内容…
そうだ。ちゅーけいさんがいるじゃないか!
彼の功績を大河ドラマにすれば良い
そんなはじまり


彼の物語を詰めている最中、
史実年表をよくよく確認すると伊能忠敬が
亡くなった3年後になってから
地図が完成していた事実が発覚する。
空白の3年間、その間にいったい何があったのか


そして後世の記憶に残っている
"初めて日本地図を作り上げた男、伊能忠敬"
という記録と記憶
何が本当で
何が偽りなのか
記憶を順番に紐解いていく
ただひとつ言えることがあるとするならば
"如何なる時においても想いは必ず伝わる"
けーすけ109

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