面白かった。
けっこう奇想天外な話で今まで自分の見てきた映画とは異なり、過去・現在・妄想がふんわりと絡み合い、これは映像でしか味わえない不思議な内容で、その世界をとても楽しみました。
大味なコメディも、細かいクスクスな部分も劇場の雰囲気もあってかホクホクしました。
企画書をつくることに潤沢な予算がある（この映画の中では）役所勤めはいい気なもんですねって気持ちもあり
「ゆっくり行こうや！」みたいなメッセージがバカバカしくはあったし
妄想のキャラクターと現実の知り合いに共通点があっても、それはあなたの邪な考えなのでは？と思ったり
ラストの主人公の決断は脚本家の作品を理解できてないんだから、意味不明だったりと納得できない甘さがあるものの、観てよかった、これからもこういう映画もみようと思える内容だった。大満足。
最後にこれは超個人的なことだけど
当時の感覚でお上？に認められることが泣けるとか、全然わからないからさぁ
なんか偉そうな人は誰なの。
徳川ですかね？ちょっと天皇なのか征夷大将軍なのかも判断できないくらいの知識しか無いから、正直どうでもいいし偉そうにすんなバカと、時代感が嫌いという個人的なアレがネックにもなった。
